強みと成長戦略

Strength and Growth strategy

強み

スター・マイカグループは「空室にならないと売買できない」という業界の常識を覆したパイオニアです。
コアビジネスモデルである「賃貸中物件を購入し、空室になってからリノベーションしたあとに、消費者市場で売る」手法で、賃貸と売買から安定的に収益を生み出します。

“ポーター賞”を受賞

ポーター賞

ポーター賞は、製品、プロセス、経営手法においてイノベーションを起こし、これを土台として独自性がある戦略を実行し、その結果として業界において高い収益性を達成・維持している企業を表彰するために創設されました。
そして、この賞の名前の由来となっているハーバード大学のマイケル・E・ポーター教授は、ハーバード大学の教員に与えられる最高の名誉である「ユニバーシティ・プロフェッサー」を与えられた数少ない教員であり、競争戦略論と国際競争力研究の第一人者であります。

スター・マイカは、これまでの不動産業界の常識から離れて、中古マンションという売買機会の乏しい市場にフォーカスし、独自のオペレーションやファイナンススキームの構築をすることで市場に流動性を供給し、さらに、賃貸と売買から安定的に収益を生み出す“ユニークなビジネスモデル“を構築した点が高く評価され、世界的な建機メーカーであるコマツ等と並び、2011年にポーター賞を受賞いたしました。

01

投資対象の差別化

投資対象は中古の分譲マンションです。1戸単位と極めてユニークな投資を行っています。当社グループが他の不動産会社と大きく異なるのは、取引対象です。不動産といっても、当社グループが取引しているのは「オフィスビル」「新築分譲マンション」ではなく、実需で流通している普通の中古ファミリーマンションです。特に「賃貸中」の中古マンションに投資するプレーヤーは買い手が少なく、市場において非常に限られた存在です。

02

投資戦略の差別化

値上がり益ではなく、市場間の『価格差』に着目した“裁定取引”を行っています。当社グループは、買い手が限定される「賃貸中」の分譲マンションを取得し、テナントの退去まで保有後、幅広い顧客に提供できる「空室」の分譲マンションとして売却しています。 バリューアップや再生といった「付加価値型」のビジネスモデルではなく、市場間の価格ギャップを見極め、その価格差に投資する「マーケットメイク型」のビジネスモデルです。

投資戦略の差別化 画像 投資戦略の差別化 画像
03

リスク分散による差別化

中古分譲マンションを、様々なエリア・築年数で構成される“ポートフォリオ”で保有します。当社グループは、首都圏を中心に、利便性が高く、流動性のあるマンションを常時取得しています。 様々なマンションに1室単位から投資することで、それぞれの個別物件で生じるリスク(事故・自然災害、価格変動、退去期間等)を分散しています。詳細は決算説明資料をご覧ください。

04

オペレーション体制の差別化(DX化)

スター・マイカのビジネスは不動産業界の中でも特殊な事業領域であり、非常に膨大な査定数、取引数を精緻かつ迅速に行うことが求められます。そこで、社内のオペレーションには精緻に分析するための独自システム構築や外部サービスの導入(自動化システム、電子化など)を積極的に行っています。また、早期から全役職員に対してパソコンのデュアルモニターやウルトラワイドモニターを導入するなど、普通の不動産会社にはない(金融機関のような)、業務の効率性の向上のための様々な工夫が凝らされています。

05

ファイナンス力の差別化

他社にはない金融機関との連携による高い資金調達力により、事業モデルに即した資金調達を行っています。マンション1戸単位で借入を行うと、鑑定評価・抵当権設定等手間がかかりすぎて、従来の不動産担保融資では事業拡大に限界があります。 当社グループでは、これまでの過去の豊富な実績を通じて、1棟物件に比べ難易度が高い、「マンションポートフォリオ」での借入を実現しています。

成長戦略

スター・マイカグループの掲げる成長戦略は、コアビジネスである中古マンションの買取再販業の持続的な成長を図りながら、中古マンションにおけるあらゆるソリューションを提供できる存在であることで、企業価値の最大化を目指すものです。また、買取再販業とそれらのグループ事業との連携を強化することで、買取再販業の競争力を強化するとともに、グループ企業の顧客数の拡大や顧客満足度の向上といったシナジーを創出することを推進しています。

成長戦略 画像 成長戦略 画像
成長戦略 画像 成長戦略 画像
01

投資規模の拡大

投資規模(総資産)の継続的な拡大を通じ、収益力を拡大します。不動産業は、比較的多額の資金を、一定期間投資し回収するプロセスを通じて利益を生み出します。当社グループの事業においても、リノベマンション事業やインベストメント事業での投資規模自体を拡大させることで、賃料収入、売却収入等将来の収益拡大が見込まれます。

02

事業領域の拡大

新規事業への挑戦を通じ、収益力の多様化を図ります。当社グループは、コアビジネスである中古マンション事業を軸として、これまでも賃貸管理、建物管理、不動産仲介など、様々な周辺事業に取り組んでまいりました。 今後もこれまでのビジネスに安住することなく、周辺事業への参入、投資対象の多様化など、時代の変化に対応して収益力の多様化を図ります。

03

市場規模の拡大

中古マンション市場のリーディングカンパニーを目指します。当社グループは、良質な中古マンションの供給を通じて、中古マンション市場自体を活性化させていきたいと考えています。 より多くの顧客が、安心して中古マンションを取引できる環境づくりに貢献し、中古マンションの市場全体の拡大を推進するリーディングカンパニーを目指します。